はじめに
社内の業務自動化・効率化を目的に、iPaaS(Integration Platform as a Service)ツール「Workato(ワーカート)」に関する勉強会を実施しました!
この記事では、全4回にわたって行われた社内勉強会の内容と、そこから得られた気づきについてご紹介します。
勉強会では「Workatoとは何か?」「どう使うのか?」といった基本から、実際のハンズオンまでをカバーし、社内メンバーの理解促進と活用意欲の醸成を目指しました。
Workatoってどんなツール?
Workatoは、ノーコード/ローコードで業務の自動化を実現できるiPaaSツールです。
プログラミングの知識がなくても、GUI上で直感的にアプリ連携やワークフローを構築できます。
主な特徴:
- 1,000以上のアプリと連携可能(Slack, Gmail, Google Sheets, Salesforce など)
- ノーコード/ローコードで業務フローを自動化
- Gartner Magic Quadrant iPaaS部門で5年連続リーダー評価
🔗 Workato公式サイト(日本語)はこちら
なぜWorkatoを選んだのか?
弊社では業務ツールの多様化により、
- ツール間のデータ連携が煩雑になっている
- 手作業の多いプロセスが業務のボトルネックになっている
といった問題が顕在化してきました。
これらの問題に対し、エンジニアに依存せずに現場で自動化できるWorkatoは、「自分たちで業務改善を進められる」手段として非常に魅力的でした。
社内勉強会レポート
勉強会は以下の4回構成で実施しました。
第1回:Workatoの基本と業務課題の整理
初回では、Workatoの基本的な機能やできることを紹介しながら、社内の業務課題を整理しました。 「どんな業務が自動化に向いているか?」を考えるきっかけになりました!
第2回:導入事例の紹介
この回では、Workato日本法人の野口様を講師にお迎えし、導入事例や成功のポイントなどを紹介いただきました。
リアルな活用事例に触れることで、活用イメージがグッと具体的になりました!
第3回:ハンズオン①(入門編)
実際にWorkatoを触ってみる回です!
レシピの作成や基本的な自動化フローを体験しました。
第4回:ハンズオン②(応用編)
前回の続きとして、応用的なレシピの作成にチャレンジ! 条件分岐や複数アクションの組み合わせなど、実践的な内容に踏み込みました。
勉強会の様子
社内で得られた変化と気づき
勉強会を通じて、Workatoの操作性の高さを実感してもらったことはもちろん、“業務プロセスを見直す”という意識自体が高まったと感じています。
参加者からは以下のような声が寄せられました。
- 「自分の業務にも適用できる部分がありそう」
- 「手作業をなくすことで、ミスの削減にもつながる」
- 「生産性が上がりそう」
こうした声が、今後の導入・推進フェーズへの後押しになっています。
他にもこんな社内勉強会を実施しています
弊社では、CCoE(Cloud Center of Excellence)の取り組みの一環として、さまざまな勉強会を開催しています。
これまでのテーマには以下のようなものがあります。
- ITパスポート試験対策
- AWS入門ハンズオン
- Pythonで始めるプログラミングの基礎
- SQLで学ぶデータ活用の基礎
今後も、現場で役立つ学びをテーマに継続的な開催を予定しています。
まとめ
Workatoは、「自動化に取り組みたいけれど何から始めればいいか分からない」という方にもやさしいツールです。
今回のような勉強会を通じて、少しでも導入のハードルを下げ、活用のヒントになればと考えています。
今後は、社内での活用事例の展開やレシピテンプレートの整備なども進めながら、Workatoによる業務改善をさらに加速していきたいと思います!